つくば市議会 2009-03-19
平成21年 3月定例会−03月19日-06号
平成21年 3月定例会−03月19日-06号平成21年 3月定例会
平成21年3月
つくば市議会定例会会議録 第6号
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平成21年3月19日 午後1時48分開議
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出 席 議 員
議 長 27 番 鈴 木 富士雄 君 17 番 吉 葉 茂 君
副議長 24 番 須 藤 光 明 君 18 番 木 村 倉ノ助 君
1 番 塚 本 洋 二 君 19 番 安 井 茂 君
2 番 山 本 美 和 君 20 番 高 野 進 君
3 番 ヘイズ ジョン 君 21 番 柳 沢 逸 夫 君
4 番 浜 中 勝 美 君 22 番 市 川 三 郎 君
5 番 松 岡 嘉 一 君 23 番 田 宮 直 子 君
6 番 田 中 サトエ 君 25 番 飯 岡 宏 之 君
7 番 五十嵐 立 青 君 26 番 今 井 孝 君
8 番 星 田 弘 司 君 28 番 塙 豊 光 君
9 番 永 井 悦 子 君 29 番 矢 口 一 雄 君
10 番 瀬 戸 裕美子 君 30 番 塩 田 尚 君
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午後1時48分開議
△開議の宣告
○議長(
鈴木富士雄君) ただいまの出席議員数は25人であります。大坪 修議員、馬場治見議員より欠席届が出ております。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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△行政報告
○議長(
鈴木富士雄君) 市長から行政報告の申し出がありますので、発言を許します。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) それでは、つくば市
個別外部監査報告書についてご報告申し上げます。
昨年議会の議決を得て実施いたしました
つくば市立学校給食センター管理運営事業についての
個別外部監査の報告書が、
個別外部監査人から提出されましたので、皆様のお手元に配付しております。
このつくば市
個別外部監査報告書は、
地方自治法の規定に基づき、監査委員の監査に加え、より専門的で独立した立場から監査における独立性と専門性の強化を図ることから、公認会計士の高橋昌彦氏に監査を依頼し、実施した結果の報告書であります。
監査の内容は、
つくば市立学校給食センター管理運営事業に関し、現地調査及び書類審査を行い、
学校給食センターの運営について、安全・安心な事業を目指すことを目的とし、経済性、効率性、有効性の観点において実施いたしました。
今後、この監査の報告書を参照し、よりよい
学校給食センターの運営に取り組んでまいりたいと思います。
以上、ご報告申し上げます。
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△請願21第1号 「協同労働の
協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める請願
△請願21第2号
産業廃棄物施設建設反対を求める請願
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第1、請願21第1号 「協同労働の
協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める請願、並びに請願21第2号
産業廃棄物施設建設反対を求める請願について、
環境経済委員長から、
目下委員会において審査中の事件につき、
つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りします。
環境経済委員長からの申し出のとおり、請願21第1号、請願21第2号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、
環境経済委員長からの申し出のとおり、請願21第1号、請願21第2号を、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
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△議案第 1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)
△議案第 2号 平成20年度つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
△議案第 3号 平成20年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)
△議案第 4号 平成20年度つくば市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
△議案第 5号 平成20年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
△議案第 6号 平成20年度つくば市作岡財産区
特別会計補正予算(第1号)
△議案第 7号 平成20年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
△議案第 8号 平成20年度つくば市
病院事業会計補正予算(第2号)
△議案第 9号 平成20年度つくば市
水道事業会計補正予算(第4号)
△議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算
△議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算
△議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算
△議案第13号 平成21年度つくば市
老人保健特別会計予算
△議案第14号 平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算
△議案第15号 平成21年度つくば市作岡財産区
特別会計予算
△議案第16号 平成21年度つくば市
等公平委員会特別会計予算
△議案第17号 平成21年度つくば市
介護保険事業特別会計予算
△議案第18号 平成21年度つくば市
病院事業会計予算
△議案第19号 平成21年度つくば市
水道事業会計予算
△議案第20号 つくば市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例について
△議案第21号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
△議案第22号 つくば市
職員旅費条例の一部を改正する条例について
△議案第23号 つくば市税条例の一部を改正する条例について
△議案第24号 つくば市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
△議案第25号 つくば市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例について
△議案第26号 つくば市
医療福祉費支給条例の一部を改正する条例について
△議案第27号
つくば市立児童館条例の一部を改正する条例について
△議案第28号 つくば市
敬老祝金給付条例の一部を改正する条例について
△議案第29号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例について
△議案第30号 つくば市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について
△議案第31号 つくば市景観条例の一部を改正する条例について
△議案第32号
つくば市立学校設置条例の一部を改正する条例について
△議案第33号
つくば市立学校給食センター条例の一部を改正する条例について
△議案第34号 つくば市
体育施設条例の一部を改正する条例について
△議案第35号
アイラブつくばまちづくり寄附基金条例について
△議案第36号 つくば市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について
△議案第37号 つくば市
環境保全基金条例について
△議案第38号 市道路線の認定について
△平成20年請願・陳情第16号 「無保険の子ども」に関する請願書
△請願21第3号
介護型療養病床廃止中止を求める
意見書採択を求める請願
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第2、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)から議案第38号 市道路線の認定についてまで、平成20年請願・陳情第16号 「無保険の子ども」に関する請願書、請願21第3号
介護型療養病床廃止中止を求める
意見書採択を求める請願、以上40件を、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題とします。
本件に関し、各
常任委員長の報告を求めます。
初めに、
総務委員長から、議案第1号、議案第6号、議案第10号、議案第15号、議案第16号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第35号の審査の経過並びに結果について、報告を求めます。
瀬戸裕美子総務副委員長。
〔総務常任副委員長
瀬戸裕美子君登壇〕
◎総務常任副委員長(
瀬戸裕美子君)
総務常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました議案10件を審査するため、3月16日午前10時より委員会を開催いたしました。これら議案の審査概要及び結果につきましてご報告いたします。
まず、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)の当
委員会付託分の審査では、委員から
アイラブつくばまちづくり寄附金の内容と、
つくばセンター地区再整備に要する経費のうち土木工事の減額理由について質疑があり、執行部からは、寄附金については日本に一時帰国した方の子供を保育所で預かったときの厚意に対してのもの、土木工事の減額理由については入札差金によるものと、
駅前ターミナルビル入居者の撤去問題で地権者から土地の引き渡しがおくれ、工期を1年延長したことに伴うものであり、総額としても約3億円の減額になっているとの答弁がありました。
質疑終結後の討論はなく、採決した結果、議案第1号の当
委員会付託分については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第6号 平成20年度つくば市作岡財産区
特別会計補正予算(第1号)についての審査では、委員から今後の見通しについて質疑があり、執行部から、現状のまま管理していきたいとの答弁がありました。
質疑終結後の討論はなく、採決した結果、議案第6号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分の審査では、委員から、
アイラブつくばまちづくり寄附基金利子について質疑があり、執行部からは、条例が可決され施行したときの受け皿として計上したものであり、具体的な寄附額を見込んだものではないとの答弁がありました。
さらに、
土地開発公社の今後、職員におけるメンタルヘルスの現状、人事に要する経費における負担金の詳細、
行革担当理事の具体的成果、
インフォメーションセンターの維持管理、来年度中の投票所増設の可能性などについて質疑があり、執行部からは、
行革担当理事については、行政評価や入札における低
価格調査制度導入の提案など実績があり、今後も必要であると考えている。また、選挙関連については、人口増に伴う
ポスター掲示場の増設は予定しているが、投票所についてはすぐに増設できる状況ではないなど適切な答弁がありました。
また、各所管課に計上されている
コンピューターソフトウエアの内容や、入札制度に関して、そのシステムや職員の研修状況についても委員から確認を求められ、執行部から適切な答弁がありました。
質疑終結後の討論はなく、採決した結果、議案第10号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第15号 平成21年度つくば市作岡財産区
特別会計予算及び議案第16号 平成21年度つくば市
等公平委員会特別会計予算の審査では、質疑、討論ともになく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第20号 つくば市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例についての審査では、委員から、だれがどんなメリットを受けるのかという質疑があり、執行部からは、人事院勧告に基づく法律の改正に準ずるもので、勤務時間は短縮されるが
行政サービスは従来と変わらない旨の答弁がありました。
質疑終結後の討論はなく、採決した結果、議案第20号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第21号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第22号 つくば市
職員旅費条例の一部を改正する条例について、及び議案第23号 つくば市税条例の一部を改正する条例については、一括議題とした上で、いずれも質疑・討論ともになく、採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。
最後に、議案第35号
アイラブつくばまちづくり寄附基金条例についての審査では、委員から、まず制定の背景についての質疑があり、執行部から、平成20年度の税制改正に伴い、寄附金控除が拡大された、いわゆる
ふるさと納税を発展させ、どのようなことにも対応できる寄附基金にしたいということで制定するものであるとの答弁がありました。
また、基金条例であって寄附条例ではない理由について説明を求められ、執行部からは、基金条例は
地方自治法により条例で定めることになっているが、寄附に関する
税務会計行為については市長の専属的な事務であり、規則で定めるのが妥当であるとの答弁があり、これに対し、規則でなく条例であれば議会のチェックが入る。説明責任を高めるため、寄附の方向性を明確にするためにも、寄附条例を制定するか、基金条例の中に事業区分を組み入れた方がより寄附を集めやすいのではないかとの意見があり、執行部からは、規則も
地方公共団体の法の一つである。公表して公布する手続をとり朝令暮改ということはない。寄附の活用内容についても公表するので、恣意的に行われることはないとの答弁がありました。
質疑終結後、
制度そのものには賛成であるとの賛成討論があり、挙手による採決の結果、挙手多数により議案第35号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。
採決後、委員から、
財務会計行為を含め、すべてを行政機関に任せるべきではなく、条例として市民が寄附したいという分野に明確に寄附できるように寄附条例を制定すべきであるとの附帯決議案が提出されました。
提出者に対する質疑においては、委員から、寄附条例については委員会として別の機会に検討してみてはどうかとの意見があり、それに対し、寄附を受けるために設置された基金という意味で一体的につくるべきであるとの説明がありました。
質疑終結後は、附帯決議をつけなくても議案第35号は十分な内容であることから反対である旨の討論があり、挙手による採決の結果、挙手少数により附帯決議案については否決すべきものと決定しました。
以上で、今定例会において
総務常任委員会に付託されました議案等の審査経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これより、
総務委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ないようですので、これをもって、
総務委員長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、文教福祉委員長から、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第5号、議案第7号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第17号、議案第18号、議案第24号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第36号、請願・陳情第16号、請願21第3号の審査の経過並びに結果について、報告を求めます。
今井 孝文教福祉委員長。
〔文教福祉
常任委員長 今井 孝君登壇〕
◎文教福祉
常任委員長(今井孝君) 文教福祉常任委員会は、さきの本会議において当委員会に付託されました議案22件、請願1件を審査するため、3月16日午前10時から委員会を開会いたしました。
その付託案件の主なる審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。
初めに、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)の当
委員会付託分の審査では、まず、3款民生費で、老人援護に要する経費の高齢者用福祉タクシー助成事業扶助費及び介護保険低所得者負担対策に要する経費が減額となっている理由について質疑があり、利用者が少なかったことによるものであるとの答弁がありました。
次に、10款教育費で、少人数指導非常勤講師配置事業に要する経費の、小中学校非常勤講師報酬が減額となっている理由及び非常勤講師の加配はつくば市独自で行っているのかとの質疑があり、減額理由については、報酬の支出見込額が確定したことによるものであり、加配については、茨城県負担職員が51校すべてについていないことから、加配されていない学校への平等性を確保するために、茨城県及びつくば市が2分の1ずつ負担して加配しているとの答弁がありました。
次に、中学校費の施設整備事業に要する経費及び中学校建設事業に要する経費の減額理由について質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、挙手による採決の結果、賛成多数により議案第1号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第2号 平成20年度つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、議案第4号 平成20年度つくば市
老人保健特別会計補正予算(第2号)、議案第5号 平成20年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、以上3議案の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号 平成20年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の審査では、現在の準備基金の額についての質疑があり、6億5,000万円であるとの答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号 平成20年度つくば市
病院事業会計補正予算(第2号)の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分の審査では、3款民生費で高齢者用福祉タクシー助成事業扶助費及びふれあい元気広場維持管理委託料が、平成20年度当初予算と比較して減額となっている理由についての質疑があり、高齢者用福祉タクシーについては、平成20年度当初は利用先を医療施設に限定していたものを公共施設まで広げたところであるが、利用率は伸びなかった。平成21年度は平成20年度実績を見て計上しているところであり、利用先については原則自由としているとの答弁がありました。
ふれあい元気広場維持管理委託料については、草刈りを3回実施していたものを、2回にしたことによるものであるとの答弁がありました。
次に、社会福祉推進に要する経費の地域ケアシステム推進事業委託料及び地域福祉推進事業委託料の事業内容及び委託先について質疑があり、地域ケアシステム推進事業については、茨城県の補助事業であり、在宅の高齢者や障害者に最適な保険、医療、福祉の各種サービスを提供するため、在宅ケアチームを組織して、地域で見守りを行う事業であり、委託先はつくば市社会福祉協議会であるとの答弁がありました。
地域福祉推進事業については、委託先はつくば市社会福祉協議会である。事業内容については、三つの事業があり、一つ目は住民参加福祉サービス拡大事業で、洗濯、外出援助、話し相手、調理、買い物などであり、会員は協力会員が31名、利用会員が48名おり、1時間当たり600円でサービスを提供するものである。
二つ目は、福祉教育推進ボランティア事業で、次の世代である児童生徒に対して福祉について学習機会の促進を図るもので、福祉の移動教室、子どもボランティア体験ツアーなどを実施しているところである。
三つ目は、福祉相談事業で、福祉人権相談、財産相続相談、家庭の悩み事相談、子供の悩み子育て相談を実施しているとの答弁がありました。
次に、茎崎憩いの家の利用状況について質疑があり、年間約1,200名の利用があるとの答弁がありました。
また、これ以外にも、介護保険事業特別会計に要する経費で特別会計への繰出金が計上されているが、予算を計上するときの考え方について。歳入の国庫負担金で助産施設入所措置費負担金があるが、その事業内容について。老人生きがい対策に要する経費でシルバー人材センター派遣職員負担金が、平成20年度は計上されいたが、平成21年度は計上されていない理由について。ひとり暮らし老人等緊急システム相談業務委託料の相談業務の内容及びひとり暮らし老人の愛の定期便事業扶助費の実績について。地域子育て支援拠点事業に要する経費の臨時職員賃金が平成20年度と比較して増額となっている理由及び子育て支援拠点事業委託料が平成20年度と比較して減額となっている理由について。児童クラブで待機児童がいる児童館及び待機児童の人数について。生活保護対策に要する経費で、平成20年度と比較して生業扶助費が減額されている理由及び葬祭扶助費が増額されている理由について。母子健康訪問・相談事業に要する経費で臨時職員賃金が平成20年度と比較して増額となっている理由について。介護予防に要する経費で運動教室指導委託料が平成20年度と比較して減額となっている理由について。老人福祉施設整備に要する経費で地域密着型サービス運営委員会謝礼が計上されているが、委員の人数及び委員会の開催回数についてなど数多くの質疑があり、執行部からそれぞれ詳細な答弁がありました。
次に、10款教育費で、特別支援教育支援員配置事業に要する経費の臨時職員賃金が、平成20年度当初予算と比較して増額されている理由について質疑があり、発達障害児の増加が見られることから、適切に対応するために30名から31名に1名増員したことによるものであるとの答弁がありました。
次に、教育振興費の放課後学習チューター事業の事業内容について説明が求められ、学力向上を目指すため、市内全中学校に大学生等を派遣して学習支援の充実を図る目的で配置するものであるとの答弁がありました。
次に、ICT教育推進に要する経費で、平成21年度でシステムの開発予定はあるのかとの質疑があり、システムの開発予定はないが、以前開発したシステムの更新は行っているとの答弁がありました。
委員から、家庭学習支援システムは非常に効果があるので積極的に活用していただきたいとの要望がありました。
また、これ以外にも、少人数指導非常勤講師配置事業に要する経費で非常勤講師の人数について。教育総務に要する経費の社会科副読本の配付目的について。給食センター運営審議会の活動予定について。谷田部幼稚園の移転についてなど数多くの質疑があり、執行部からそれぞれ詳細な答弁がありました。
長時間にわたる質疑終結後、討論はなく、挙手による採決の結果、賛成多数により議案第10号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算の審査では、歳入の前期高齢者交付金が平成20年度当初予算と比較して増額となった理由、及び平成20年度は補正予算により増額としているが、平成21年度当初予算を編成するに当たっての前期高齢者交付金への影響について、また、前期高齢者の被保険者に占める割合についての質疑があり、前年度対比が増額となった理由については、前期高齢者交付金は医療制度改革に伴い平成20年4月から始まったことから、平成20年度当初予算を編成した時点ではその内容を把握仕切れなかったため、前年度対比が増額となったものである。前期高齢者の被保険者の占める割合については、平成20年度は1万7,728人で、当初予算額は14億1,213万7,000円、その後、補正予算により最終的には17億7,425万4,000円である。平成21年度当初予算では1万9,825人を見込んでおり、予算額は22億円を計上しているところである。また、前期高齢者交付金の平成21年度当初予算編成への影響については、平成20年度決算額から見て、平成21年度当初予算に対する影響はないものと考えているとの答弁がありました。
質疑終結後、討論に入り、反対の立場から、国保税の収納率を上げようとしても収納率はなかなか上がっていかないので、保険料の引き下げを考えていただきたいとして反対する旨の討論がありました。
挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号 平成21年度つくば市
老人保健特別会計予算の審査では、質疑はなく、討論に入り、反対の立場から、老人保健は高齢者の皆さんが医療費を心配しないで医療を受けられる制度がベストだと考える。かつて無料だった制度が医療費が必要とするようになっているので、基本的な部分から反対する旨の討論がありました。
挙手による採決の結果、賛成多数により議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号 平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算の審査では、質疑はなく、討論に入り、反対の立場から、
後期高齢者医療制度自体に反対であるので、予算についても反対する旨の討論がありました。
挙手による採決の結果、賛成多数により議案第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号 平成21年度つくば市
介護保険事業特別会計予算の審査では、介護報酬の3%アップ分は介護給付費支払準備基金を取り崩すことになるが、その金額について、また介護被保険者の人数について質疑があり、介護報酬の3%アップ分は6億8,900万円で、準備基金6億5,000万円のうち、5億5,000万円を取り崩して充当するものである。被保険者については、平成21年度は3万2,000名であるとの答弁がありました。
質疑終結後、討論に入り、反対の立場から、介護保険料が平成21年4月から値上げされることにより、さらに暮らしを追い詰めていくものになるので反対する旨の討論がありました。
質疑終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号 平成21年度つくば市
病院事業会計予算の審査では、大変厳しい状況になっているが、医師の確保について質疑があり、常勤医師の人数は平成10年度は6名、平成17年度は4名で、現在は2名であり、医師の募集をしているが厳しい状況にある。平成21年度は非常勤の医師であるが、内科医で1名、小児科医1名が週に1日来ていただいているとの答弁がありました。
次に、患者数の推移について質疑があり、入院患者数については、平成18年度は1日当たり19.4人、平成19年度は23.4人、平成20年度は26.4人で、外来患者数は、平成18年度1日当たり63.0人、平成19年度は57.8人、平成20年度は52.2人で外来患者数が減少傾向にあるとの答弁がありました。
また、年間の収益、支出について質疑があり、平成19年度は、収益が5億2,700万円、そのうち一般会計からの補助金が2億2,600万円、支出については5億800万円で、補助金がない場合の純損益が2億700万円であるとの答弁がありました。
次に、患者の通院エリアについて質疑があり、入院患者は約94%がつくば市内で、外来患者については、つくば市内が約70%、つくば市外が約30%である。つくば市内の患者については、ほとんどが旧筑波地区の方であるとの答弁がありました。
委員から、つくば市にはさまざまな病院があるが、市立病院の役割は大変重要なものがあると考えるとの意見と、毎年約2億円、市から持ち出して累積赤字がふえていく状況にある中で、病院の経営を続けていくことが必要なのかどうか、議会としても考えていく必要があるのではないかとの意見が出されました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号 つくば市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号 つくば市
医療福祉費支給条例の一部を改正する条例についての審査では、条例を改正することになった理由について説明が求められ、茨城県の妊産婦マル福制度が改正されることによるものであるとの答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号
つくば市立児童館条例の一部を改正する条例について、議案第28号 つくば市
敬老祝金給付条例の一部を改正する条例について、以上2議案の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例についての審査では、第1号被保険者の区分について及び低所得者への対応について質疑があり、区分については、今まで7段階だったのが9段階になったものである。低所得者への対応については9段階に分かれている中で、1番目と2番目で対応しているとの答弁がありました。
質疑終結後、討論に入り、反対の立場から高齢者の方にとって介護保険料の値上げは重い負担になるので反対する旨の討論があり、挙手による採決の結果、賛成多数により議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号 つくば市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、議案第32号
つくば市立学校設置条例の一部を改正する条例について、議案第33号
つくば市立学校給食センター条例の一部を改正する条例について、以上3議案の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第34号 つくば市
体育施設条例の一部を改正する条例についての審査では、谷田部プールの今後について質疑があり、谷田部プールは昭和53年につくられ、築30年以上経過していること。地盤沈下が激しくプールの下が空洞化しており危険であること。プールの全面改修について、市役所内部の周辺公共施設検討委員会及び財政当局と検討してきたが、全面改修は費用が非常に大きいこと。谷田部及び茎崎保健センターを統合することから、新たな駐車場を確保する必要があることなどから廃止する方向であるとの答弁がありました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第36号 つくば市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願21第3号
介護型療養病床廃止中止を求める
意見書採択を求める請願の審査では、初めに、紹介議員ら趣旨説明を受けた後、執行部から本請願に対するつくば市としての見解を伺いました。
本請願には1,700人余りの高齢者が、かわりの施設や在宅での療養場所を確保しなければならないとあるが、実際にこのようになるのかとの質疑があり、執行部から、今回の療養病床の再編成は、療養病床を介護保険施設等へ転換をすることになるので、病床数がなくなるものではなく、また、高齢者家族の在宅介護を制限するものではないとの答弁がありました。
委員から、高齢者の人が他のところへ移らなければならなくなり、その人を受け入れながら形をかえるわけではないので、なれ親しんだところにいることができなくなるとの意見が出されました。
その後も執行部に対する質疑や請願に対する委員の意見を伺いながら審査を進めたところであります。
質疑終結後、討論に入り、反対の立場から、医療の必要性の高い方は医療療養病床へ、医療の必要性の低い方は介護保険施設等へすみ分けを行うもので、病床については35万床確保されていることから請願趣旨とは違うと考え反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、保険医協会の現場当事者の先生方から出された貴重なご意見だと受けとめており、介護保険は大変問題の多い中で老人介護は進んでいるわけで、この請願を見ると深刻な事態をもたらすことになると思われるので賛成する旨の討論があり、挙手による採決の結果、賛成少数によりまして、請願21第3号は不採択とすべきものと決しました。
次に、閉会中の継続審査となっておりました平成20年請願・陳情第16号 「無保険の子ども」に関する請願書の審査では、平成20年12月定例会と、平成21年2月23日の2回委員会を開催しました。
12月定例会の委員会では、紹介議員から趣旨説明を受けた後、執行部から本請願に対するつくば市としての見解を伺いました。委員から、国の動向を見守る必要があるとの意見が出され、継続審査となりました。
2回目の委員会では、執行部から12月定例会以降の国の動きについて説明を受け、審査を行いました。
委員から、1回目の委員会以降のつくば市の「無保険の子ども」に対しての対応について質疑があり、詳細な答弁がありました。
質疑終結後、討論に入り、反対の立場から、国で議員立法により法律改正が行われ、資格証世帯の中学生以下の子供には、6カ月の保険証を交付することから、つくば市においても国の改正を踏まえた対応をするとのことである。また、本請願は資格証世帯の子供の保険証に対する請願に見えるけれども、資格証明書の発行をつくば市独自の判断でやめなさいということであり、悪質な滞納者には資格証明書の発行は必要であると考えることから反対する旨の討論がありました。
次に、賛成の立場から、本請願は高校生までとなっており、国は中学生までであるため、同じ家庭の中で中学生と高校生で差が出てくるのは好ましくないと考える。また、資格証明書を発行しないよう努力している自治体もないわけではないことから賛成する旨の討論がありました。
討論終結後、挙手による採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
以上、ご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(
鈴木富士雄君) これより、文教福祉委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ないようですので、これをもって、文教福祉委員長報告に対する質疑を終結します。
次に、
環境経済委員長から、議案第1号、議案第10号、議案第37号の審査の経過並びに結果について、報告を求めます。
吉葉 茂
環境経済委員長。
〔環境経済
常任委員長 吉葉 茂君登壇〕
◎環境経済
常任委員長(吉葉茂君) 環境経済常任委員会は、さきの本会議において当委員会に付託されました議案、請願を審査するため、3月17日に委員会を開催いたしました。
その主な審査の経過と結果について、ご報告いたします。
まず、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)の当
委員会付託分についての審査では、4款衛生費、クリーンセンター3号焼却炉修繕工事に要する経費で、焼却炉の今の現状と今後何年ぐらい使用できるのかとの質疑があり、現在、3炉のうち2炉が稼働しており、1炉は定期点検中により停止中です。また、焼却炉の今後は、国の補助基準は15年であるが、現在12年が経過しており、延命化策を施しながら20年から25年ぐらい延長していきたいとの答弁がありました。
質疑終了後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第1号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算の当
委員会付託分についての審査では、4款衛生費、合併浄化槽設置事業に要する経費の高度処理型合併浄化槽設置事業補助金の増額について質疑があり、20年度の実績を踏まえ21年度に反映させているとの答弁がありました。
続いて、環境美化推進に要する経費の、きれいなまちづくり実行委員会負担金の事業内容について質疑があり、市民・事業者・市が協働によりきれいなまちづくりの事業を行うためとの答弁がありました。
続いて、地域新エネルギー導入に要する経費の太陽光発電設置事業補助金の減額について質疑があり、国が21年度より補助を行うことにより、それを受けまして市の補助を減額したとの答弁がありました。
続いて、住宅用高効率給湯器設置事業補助の増額について質疑があり、20年度実績相当分を計上との答弁がありました。
続いて、第6款農林水産業費、農業振興地域整備促進に要する経費では、事業内容について質疑があり、優良農地の良好な状態を確保し、農地の適正な利用を促進し、安定的な農業経営が行える農業構造をつくるものとの答弁がありました。
その他に、3款民生費、防犯対策に要する経費では、防犯サポーターの増員等について。ノバホール維持管理に要する経費、つくばカピオ維持管理に要する経費では、施設の収入・利用状況等について。4款衛生費、自然環境・鳥獣保護に要する経費では、イノシシの捕獲等に関する実態について。つくば市環境改善に要する経費では、CO2の排出量等について。6款農林水産業費、ふれあいの里施設管理運営に要する経費では、筑波山麓自然学校運営事業の内容等について。7款商工費、フィルムコミッション事業に要する経費では、活動状況等について。第10款教育費、青少年育成に要する経費では、青少年を育てるつくば市民の会補助金について、つくば市子供会育成連合会補助金について質疑があり、執行部より詳細な説明がありました。
質疑終了後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第10号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第37号 つくば市
環境保全基金条例についての審査では、基金の運用状況等の公開について質疑があり、積極的に公表することを考えているとの答弁がありました。
質疑終了後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、ご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。よろしくお願いします。
○議長(
鈴木富士雄君) これより、
環境経済委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ないようですので、これをもって、
環境経済委員長報告に対する質疑を終結します。
次に、都市建設委員長から、議案第1号、議案第3号、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第19号、議案第25号、議案第31号、議案第38号の審査の経過並びに結果について、報告を求めます。
星田弘司都市建設副委員長。
〔都市建設常任副委員長 星田弘司君登壇〕
◎都市建設常任副委員長(星田弘司君) 都市建設常任委員会は、当委員会に付託されました議案9件を審査するため、3月17日午前10時につくば市議会第2委員会室に招集し、開催いたしました。
それら付託案件の主なる審査の経過と結果について、ご報告申し上げたいと思います。
初めに、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)中、当
委員会付託分についての審査では、質疑、討論ともにありませんでしたが、原案のとおり可決することに異議があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第3号 平成20年度つくば市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第9号 平成20年度つくば市
水道事業会計補正予算(第4号)、以上2議案の審査では、質疑、討論ともになく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算において当
委員会付託分の審査では、緊急地方道整備に要する経費の橋梁長寿化計画書作成詳細調査委託料の概要について質疑を行い、執行部からは、道路の橋梁の長寿命化のための計画書をつくば市でつくるための詳細調査を行うもの。この計画に位置づけされると改修に対して国の補助が優先的に行われるものとの答弁がありました。
続いて、公共交通対策に要する経費の公共交通検討調査業務委託料及び公共交通実証実験事業委託料の内容について質疑を行いました。執行部からは、公共交通検討調査業務は、平成20年度から継続して行っている事業で、平成20年度はアンケート等状況の把握を行った。平成21年度は法定の協議会により計画立案、市内の路線バス、タクシー等を含め二次交通の再編を行う。公共交通実証実験は、現在のシャトルや循環系のバスではなくて、デマンド系のもので実証実験を行うものとの答弁がありました。
続いて、ペデストリアンデッキ再整備工事において、雨天時のすべりやすい路面対策について質疑を行いました。執行部からは、今後改良を進めていく中ですべりにくい方法で路面を整備していくとの答弁がありました。
このほか、都市計画事業推進に要する経費の都市計画情報管理システム業務委託料について、土地区画整理費の訴訟に要する経費について、公園建設に要する経費の竹園公園再整備工事についての質疑を行い、執行部からは適切な答弁がありました。
質疑終結後、討論はありませんでしたが、原案のとおり可決することに異議があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算の審査では、下水道使用料値上げの収納率への影響について質疑を行い、執行部からは、平成18年度に使用料の改定を行ったが、収納率は平成17年度は97.98%、18年度は97.94%、19年度は98.34%であるため、使用料の改定の収納率への影響はなかったものと考えるとの答弁がありました。
このほか、小貝川東部流域下水道事業関連公共下水道事業変更認可計画策定業務委託料についての質疑を行い、執行部からは適切な答弁がありました。
質疑終結後、公共下水道整備には多大な経費を要するので、高度合併浄化槽などの活用により、これ以上使用料を上げないことを望むとの反対討論がありましたが、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第19号 平成21年度つくば市
水道事業会計予算の審査では、施設整備費及び施設改良費について、都市再生機構、茨城県の施行分の内訳、市独自の整備とその対象地域について質疑を行いました。執行部からは、都市再生機構分として葛城、萱丸、中根・金田台で約8億1,700万円、茨城県分として島名・福田坪、上河原崎・中西地区で約3億700万円、周辺地区の谷田部瑞穂団地、酒丸等の上水道整備費として3億6,500万円。改良工事は筑波第一小学校跡地を利用する学校わきの配水場更新工事で2億3,200万円であるとの答弁がありました。
質疑終結後、もっと地下水を活用すべきとの反対討論がありましたが、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第25号 つくば市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例の審査では、手数料の改正理由について質疑を行いました。執行部から説明を受け、質疑終結後、討論はなく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第31号 つくば市景観条例の一部を改正する条例、議案第38号 市道路線の認定について、以上2議案の審査では、質疑、討論ともになく、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、都市建設常任委員会での審査の経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これより、都市建設委員長報告に対する質疑を一括して行います。
順次、質疑、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ないようですので、これをもって、都市建設委員長報告に対する質疑を終結します。
以上で、各
常任委員長の報告に対する質疑が終了しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) これより、
つくば市議会会議規則第42条の規定により、討論、採決に入ります。
討論、採決については、議案、請願の順序により行いますので、よろしくお願いを申し上げます。
初めに、議案第1号の討論に入ります。
橋本佳子君から反対討論の通告がありますので、議案第1号に対する反対討論の発言を許します。
12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第1号、08年度
一般会計補正予算について、反対の立場で討論をいたします。
委託料や建設工事の減額補正などにより生み出された差額、要するに当初よりお金がかからなかったために生み出された約4億4,000万円を財政調整基金に積み立てました。市民は百年に一度の大不況といわれる中にいます。年間の予算はでき得る限り市民に還元し、痛みを軽減することが自治体の役割です。
基金について、地方自治ハンドブックによると、地方自治体の行財政を破綻させないことは重要な課題です。しかし、それは財源の積極的、自主的確保によって行財政が住民生活を守り発展させているかどうかが基準であって、単なる財政蓄積能力の有無ではありませんと書かれています。長期的な財政運営と最大限市民の暮らしに還元するということは表裏一体のものと考えます。よって、今回の補正には反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
30番議員塩田 尚君。
〔30番 塩田 尚君登壇〕
◆30番(塩田尚君) 議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)について、賛成の立場から討論をいたします。
まず、歳入についてでありますが、国庫支出金について、まちづくり交付金や住宅市街地基盤整備事業補助金の増、県支出金について、医療福祉費等補助金や県民税徴収委託金の減、市債について、各事業の事業費変更やまちづくり交付金の増額による市債の減額などの補正を計上いたしております。
次に、歳出についてでありますが、まず、総務費について、庁舎建築経費の減や所得変動に係る減額措置に伴う還付金の減、土木費について、つくば駅前広場工事やつくばセンター広場工事の減、教育費について、健康づくり拠点整備事業の減、諸支出金については、財政調整基金積み立てに4億4,384万6,000円を計上いたしております。
内容につきましては、ほとんどが事業終了によるもの、もしくは継続事業の事業費変更に伴うものであり、厳しい財政運営の中で各部において事業の見直しや創意工夫により最少限の経費で執行した結果、減額となったものであると思われます。
先ほど反対討論で指摘されました財政調整基金の積み立てについてでありますが、今後も景気低迷が予測される中、不測の事態に備えるということを考慮すると、当然必要であると判断をいたします。
また、先ほど聞いておりました各
常任委員長の報告によりますと、圧倒的多数によりまして、それぞれの常任委員会において可決をいただいております。
以上の理由から、私は議案第1号については賛成といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第1号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第7号)を、起立により採決します。
議案第1号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第1号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第2号から議案第9号までを、つくば市議会先例集第7章第1節176の規定により、一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第2号 平成20年つくば市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から議案第9号 平成20年度つくば市
水道事業会計補正予算(第4号)を、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により、一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第2号から議案第9号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議がありますので、この採決は起立により行います。
議案第2号から議案第9号まで、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第2号から議案第9号までは、総務、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第10号の討論に入ります。
橋本佳子君から反対討論の通告がありますので、議案第10号に対する反対討論の発言を許します。
橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第10号、09年度
一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。
◆24番(須藤光明君) 議長、09年度なんて断言していいの。
◆12番(橋本佳子君) はい、はい、わかりました。平成21年度
一般会計予算について反対の立場で討論をいたします。
アメリカ発の金融危機は世界経済を混乱させ、日本経済にも深刻な打撃となっています。このあおりを受け、暮らしが立ち行かなくなっている市民に対し、国や自治体は一刻も早い財政出動が求められています。私たちも国民健康保険税や介護保険料の軽減、中小零細企業への利子補給の拡充と借りかえ保証制度の創設など、16項目の暮らし、雇用、営業を守る予算要望をしてきました。今年度予算では、妊婦健診の拡充や敬老祝金の復活、保育所の耐震化のための予算については一定の評価をいたしますが、市民の暮らしを温め、購買力を高めるという対策がないのは残念です。
特にこの不況下に46億円の新庁舎建設を計上し、片方では介護保険料の値上げを強行しました。
人件費削減のために臨時職員をふやしているのも問題です。格差と貧困の大もとにあるワーキングプアを自治体が生み出していることになります。特に専門職で長期化しています。正規職員になり納税者となり安定した暮らしが購買力を高めます。
また、現庁舎の削減や保健センターの統合、学校の統廃合計画などが議論されています。地域の市民サービスが低下し、中心部に人が集まり、周辺に限界集落が生まれてしまいます。いよいよ地域が壊れていくという思いがします。
沿線開発についても見直しをする必要があるのではないでしょうか。投資した財源がむだ遣いになってしまいります。
以上の点から反対といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
16番議員小野泰宏君。
〔16番 小野泰宏君登壇〕
◆16番(小野泰宏君) 議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。
つくば市は市制20年、特例市という節目を超え、現在、国内の多くの自治体が大変な経済的影響もあり、なかなか将来図を描けないでいる中、TXの順調な営業を初め、平成24年度の圏央道開通も予定され、さらなる発展が期待される国内でも数少ないまちであります。
以前にも述べさせていただきましたが、つくば市は産官学が一体的に機能したまちづくりを、都市形成のコンセプトに掲げることを運命づけられております。そうした背景のもとで、今後、つくば市は国や県と連携をしながら、また多様な市民との協働を通じてさまざまな力をエネルギーにかえ、先進的な取り組みを行いながらまちづくりを進めていくべきであると、私は考えます。
こうした自治体としての方向性を定める上でも、私はつくば市の平成21年度予算の果たすべき役割は極めて重要であると思います。今回提案を受けました
一般会計予算の総額は、歳入歳出総額それぞれ672億1,000万円であり、予算規模としては前年度比較で6.9%の増であります。しかし実態としては、歳入の最も中心となるべき税収が371億5,020万円、前年度と比較しますと5億6,609万円減少しながら、予定された事業、市民生活に必要な事業については着実に実施するために、行政評価等を含めてさまざまな施策の厳選とスクラップ・アンド・ビルドを徹底し、創意と工夫による予算編成を行ったことは、まず評価に値することであると考えます。
公共事業、今回でいえば歳入における市債の額について論点がありますが、来年度確かに前年度比較で64%伸びておりますが、これは現在行われている新庁舎建設事業、健康づくり拠点整備事業、つくば駅前広場再整備事業等のつくば市の今後の発展の基盤となり得る事業の最終年度、もしくは中心年度となるためであり、事実、翌22年度からは、つくば市中長期財政見通しでもほぼ半減する見通しであり、こうした一連の流れのもとで判断すべき性格のものであると思います。
予算をかけて行うべきとき、タイミングを逃しては、むしろ将来の発展の芽を摘むことになりかねません。部分的ではなく、中長期的視野からの視点が必要であると考えます。
こうした中で歳出予算面では、妊婦健診の助成回数の拡充、乳児家庭への全戸訪問、高齢者の生活に配慮した事業を初めとする福祉事業、AEDの全中学校への導入などの安全・安心事業、そして新たなビジョンを掲げた日本一の教育都市づくりなど、市民生活への配慮を考慮し、また、公共交通問題の解決に向けた調査検討、環境・地球温暖化対策、産業振興、農工商官の連携事業、シティーセールス事業、耕作放棄地問題等にも積極的に取り組むなど、グローバルな視点でのつくばらしさへの取り組みにも厚みを加え、一方で学校耐震化工事をさらに促進するなど、安全・安心のための施設整備にも配慮を加えていることは評価に値するものといえます。
苦しい財政運営の中でも後世に伝えるべき資産を形成しつつ、現役世代において一定の安定と安全を確保することは行政の果たすべき重要な責任と言えるからです。
以上の観点から、総合的に見て私は今回の予算を評価するものです。
そして、執行に当たっては、市民の税を中心とした貴重な財源が具体的な事業となった場合、より効率的で効果的に活用され、その成果が市民生活に最大限の満足をもたらすことを私は強く期待をするものであります。
この上は、議会として速やかに本予算を可決し、4月1日からの市民生活に寄与させるべきことを強く表明し、私の賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第10号 平成21年度つくば市
一般会計予算を、起立により採決します。
議案第10号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第10号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第11号の討論に入ります。
2名から反対討論の通告がありますので、議案第11号に対する反対討論の発言を許します。
初めに、10番議員
瀬戸裕美子君。
〔10番
瀬戸裕美子君登壇〕
◆10番(
瀬戸裕美子君) 議案第11号について反対の立場で討論いたします。
平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算については、療養給付費の増加により、一般会計よりの繰出金が大きくなることは税の二重負担である。受診者の応益負担とするべきと保険税の値上げをいたしました。けれども値上げ後、改善は見られず、また、負担額がふえた分、未徴収がふえております。この保険
制度そのものの仕組みに問題があるので抜本的な改定が必要であり、国に見直しを求めるべきと考えます。よって、議案第11号に反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
14番議員古山和一君。
〔14番 古山和一君登壇〕
◆14番(古山和一君) 議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
国民健康保険は、いつ起こるかわからない病気やけがに備えまして、加入者の皆さんが保険税を出し合いまして、必要な医療費などに充てる助け合いの制度でございます。しかしながら、高度医療の充実などによる医療費の増加によりまして、国保財政状況は大変厳しくなっている状況にございます。安定した運営を確保するためには、国保税の収納対策及び医療費の適正化対策が必要であると思っております。
今後も、なお一層の収納率向上を図りまして、国保事業が円滑に運営されることを切望いたしまして賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第11号 平成21年度国民健康保険特別会計について、反対の立場で討論いたします。
年末の大量リストラは、年度末を迎え、さらに加速しています。政治の責任で生み出された格差と貧困、大もとにあるのがワーキングプアです。
皆さんが国民健康保険の加入者になります。払いたくても払えない滞納世帯、子育て家庭の保険証の取り上げも社会問題になりました。国が補助率を引き下げたのも大きな問題です。今必要なのは、取り立てではなく、この高い保険料の引き下げこそ最大の収納率引き上げ策だと思います。
このような立場から反対といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
26番議員今井 孝君。
〔26番 今井 孝君登壇〕
◆26番(今井孝君) 議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算について、賛成討論を行います。
すべての国民が健康で安心できる生活を営むために国保制度は重要な役割を担っています。高齢化社会の中で医療費の増加が課題となっていますが、日本の社会保障制度の根幹をなすこの皆保険制度をしっかりと支えていくためにも、自治体でできる最大限の努力が今求められています。
現在、医療費増加に向けた対策として、予防医療に向けた取り組み、クレアチニン検査を独自に導入する、あるいは将来の高齢医療の抑制に向けた取り組みも進めています。
さらにレセプト点検の強化を現在進めておりまして、過年度以上の効果が出るのではないかとも期待をされています。さらに、医療費通知の実施や重複受信者の把握と指導など、積極的な医療費適正化に取り組んでいる点は高く評価をしたいと思います。
以上、安定した国保事業の運営が将来の国民の安心につながっていくということを述べさせていただきまして、議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算についての賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第11号 平成21年度つくば市
国民健康保険特別会計予算を、起立により採決します。
議案第11号は、文教福祉委員長報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第11号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第12号の討論に入ります。
2名から反対討論の通告がありますので、議案第12号に対する反対討論の発言を許します。
初めに、9番議員永井悦子君。
〔9番 永井悦子君登壇〕
◆9番(永井悦子君) 議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算に反対の立場で討論いたします。
21年度予算では、下水道の維持管理費に約24億円、建設費は40億円、市債の償還に36億円、総額で約100億円が予算化されています。また、毎年の決算額もほぼ同様の金額となっています。
建設の継続によって500億円余りもの地方債残高は増加し続け、財政上の大きな負担となっています。
一方、整備状況は市街化区域内はほぼ完了し、その延長距離は1,200キロメートルにも上っています。市は今後も公共下水道を整備していく方針ですけれども、この総事業費は明確ではなく、来年には再検証の予定で、使用料の負担がまた大きくなることも懸念されます。
今後は地域別の整備費用の検証をまず行い、沿線開発区域を含めた広大な計画区域に公共下水道を整備する方針を見直し、地域によっては個別に高度合併浄化槽設置を下水道整備の方針の一つとして明確に位置づけ、市の費用負担をしっかりと行うという方法もあると考えられます。
以上の観点により、本予算に反対するものです。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
19番議員安井 茂君。
〔19番 安井 茂君登壇〕
◆19番(安井茂君) 議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
下水道に対するインフラ整備は、市民福祉向上のため、市民要望の最も高い事業であります。特に、先ほど永井議員がおっしゃったように、周辺部においては切実な問題でございますので、引き続き計画的に整備を進めていくべきものと考えるものでございます。
特に、平成21年度予算においては、基金を活用することにより一般会計からの繰入金を圧縮するなどの工夫が見られること、一方、歳出においては全体の伸びは必要最小限にとどめられております。また、本年度よりポンプ場の耐震化調査業務や排水設備設置事業の補助を行うなど、事業の安全性や効率性の確保にも努められており、適正な予算であると考えられます。
今後とも収納率の向上対策や事業の効率化に努め、下水道事業が円滑に運営されることを切望いたしまして賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算に反対の立場で討論いたします。
下水道料金の値上げによって納入率は下がっていないとの報告ですが、やはり市民の生活を圧迫しております。広範囲にわたる下水道工事は、これから値上げにつながります。高度合併浄化槽を活用するなど、下水道事業のあり方を見直し、経費を抑えていく必要があります。よって、反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
26番議員今井 孝君。
〔26番 今井 孝君登壇〕
◆26番(今井孝君) 議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。
下水道事業について、その現状と新年度予算などについては、皆さんもご存じのとおりと思っております。
投資効果の見込める地域については、少しでも早く市民の要望にこたえ整備が進められるように、また、環境問題という視点でも、霞ケ浦河川等の水質汚濁の防止という点でも事業の推進が求められています。
一方で財政負担、今後のあり方という点で2点お話をさせていただきたいと思います。
バブル崩壊以降、失われた10年の中で景気対策の名のもとに、下水道事業を初めとした景気刺激策が打ち出されたことによって、その後、つくば市でも債務負担が重くのしかかったという経験があります。今後の事業に当たっても、その投資効果を十分に検討した事業の推進が求められています。
もう1点、これまでの議会でも下水道事業のあり方については、合併浄化槽の活用も含めた議論を進めてきました。市民が求める快適な暮らし、環境保全に向けた検討の中で、多くの市民に早く整備が進められるように継続して検討していくべきだとも考えています。
以上の点を申し上げながらも、現在のつくば市はTXの開通、交通網の整備により飛躍的に都市化が進んでいるということ、まちづくりを力強く進め、また下水道を待ち望む市民の要望にこたえていくためにも、この予算に反対をして事業をストップするわけにはいきません。下水道事業は市民要望の高い事業でもありまして、計画的に整備を進めていくものだと思っております。
その点を申し上げまして、議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算の賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第12号 平成21年度つくば市
下水道事業特別会計予算を、起立により採決します。
議案第12号は、都市建設委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第12号は、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第13号の討論に入ります。
橋本佳子君から反対討論の通告がありますので、議案第13号に対する反対討論の発言を許します。
12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第13号 平成21年度つくば市
老人保健特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
当初は高齢者の医療は無料で行われていました。しかし、75歳からは後期高齢者だといって切り離しました。長い間社会に貢献をされた方たちが、老後を安心して暮らせるための社会保障は当然のことです。この原点に立ち返ることを求め、反対といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
17番議員吉葉 茂君。
〔17番 吉葉 茂君登壇〕
◆17番(吉葉茂君) 議案第13号 平成21年度つくば市
老人保健特別会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
老人保健制度は、平成20年4月から
後期高齢者医療制度に移行されたことにより、老人保健特別会計については、平成20年3月診療分までの請求の予算計上となっていると聞いております。
今後、老人保健制度から移行された
後期高齢者医療制度が円滑に運営されることを切望し、賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第13号 平成21年度つくば市
老人保健特別会計予算を、起立により採決します。
議案第13号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第13号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第14号の討論に入ります。
2名から反対討論の通告がありますので、議案第14号に対する反対討論の発言を許します。
初めに、10番議員
瀬戸裕美子君。
〔10番
瀬戸裕美子君登壇〕
◆10番(
瀬戸裕美子君) 議案第14号に反対の立場で討論をいたします。
平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算について、これは弱者に負担を強いる制度であり、この制度には初めから反対しております。
議案第14号には、そういう理由から反対をいたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
5番議員松岡嘉一君。
〔5番 松岡嘉一君登壇〕
◆5番(松岡嘉一君) 議案第14号 平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
後期高齢者医療制度は、人口の高齢化と医療費の増加傾向を踏まえ、医療制度を将来にわたり維持するとともに、現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、公平でわかりやすい制度とするために、老人保健制度にかわる制度として実施されたものであります。
今後とも
後期高齢者医療制度が円滑に運営されることを切望し、賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第14号 平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
この制度は75歳以上を高齢者と決めつけ、国保や健康保険から追い出しました。しかも所得が低いほど重い負担になっています。保険証も滞納すれば取り上げるというものです。多くの批判の声で見直しを繰り返しています。しかし、高齢者への差別医療は解決しません。廃止することを求め、このような立場から反対といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
これをもって、討論を終結します。
これより、議案第14号 平成21年度つくば市
後期高齢者医療特別会計予算を、起立により採決します。
議案第14号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第14号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第15号、議案第16号を、つくば市議会先例集第7章第1節176の規定により、一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第15号 平成21年度つくば市作岡財産区
特別会計予算、議案第16号 平成21年度つくば市
等公平委員会特別会計予算を、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により、一括して採決します。
お諮りします。
議案第15号、議案第16号は、
総務委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号、議案第16号は、
総務委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第17号の討論に入ります。
橋本佳子君から反対討論の通告がありますので、議案第17号に対する反対討論の発言を許します。
12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第17号 平成21年度つくば市
介護保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
今回の保険料の値上げで、この保険料が約1億円の増収となりました。百年に一度といわれる大不況の波は、高齢者の皆さんにも間違いなく押し寄せています。それでなくても利用負担が重くのしかかり、限度額いっぱいまで使いたくても使えません。介護保険
制度そのものにも問題があります。お金がなくては受けられない、これでは法のもとの平等も尊厳も人権もありません。よって、反対といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
25番議員飯岡宏之君。
〔25番 飯岡宏之君登壇〕
◆25番(飯岡宏之君) 議案第17号 平成21年度つくば市
介護保険事業特別会計予算につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。
平成21年度予算については、第4期の介護保険事業計画の初年度に当たることから、低所得者への配慮のために所得段階区分の多段階化を図るとともに、介護給付費準備基金、並びに介護従事者処遇改善臨時特例基金を最大限活用し、介護保険料が改定されております。
高齢者が安心して介護が受けられるよう、介護施設整備の充実や介護給付サービスの拡充、また、日常生活している地域での介護予防事業など、多種にわたって介護保険の充実に取り組まれている予算であると考えられます。介護者や家族の方が、日常、安心して過ごせるためにも、介護保険サービスは必要であります。
今後も介護保険事業計画に沿って、よりよい介護サービスの推進と、介護者及び家族の方が豊かな生活を過ごせるよう、介護保険運営に期待しまして賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第17号 平成21年度つくば市
介護保険事業特別会計予算を、起立により採決します。
議案第17号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第17号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第18号の討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第18号 平成21年度つくば市
病院事業会計予算を採決します。
お諮りします。
議案第18号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第18号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第19号の討論に入ります。
田中サトエ君から反対討論の通告がありますので、議案第19号に対する反対討論の発言を許します。
6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 議案第19号 平成21年度つくば市
水道事業会計予算に反対の立場で討論いたします。
市民にとって命の水である水道水の値上げをしないために、さまざまな努力をする必要があります。TX沿線開発地域の見直し、開発設備の規模の見直し、地下水の活用、簡易水道の施設補助などによって予算を抑えていくことができるはずです。よって反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
22番議員市川三郎君。
〔22番 市川三郎君登壇〕
◆22番(市川三郎君) 議案第19号について、賛成の立場で討論をいたします。
平成21年度つくば市
水道事業会計予算は、節水志向の高まりから使用水量が減少傾向にあるなど、水道事業の経営が厳しさを増す中、現行の水道料金を維持しつつ、事業の合理化、加入の推進、市民サービスの向上などに配慮した予算編成がなされたことが伺えます。
また、本予算には、TX沿線開発地区や市内未整備地区の水道施設整備事業、老朽化した水道施設の改良事業など、市民生活に欠かすことのできない水の安定
供給に向けた多くの事業が盛り込まれております。
以上を申し上げ、議案第19号 平成21年度つくば市
水道事業会計予算に対する賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
田中サトエ君に申し上げます。席に戻ってください。
これより、議案第19号 平成21年度つくば市
水道事業会計予算を、起立により採決します。
議案第19号は、都市建設委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第19号は、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第20号から議案第22号までを、つくば市議会先例集第7章第1節176の規定により、一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第20号 つくば市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例についてから、議案第22号 つくば市
職員旅費条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により、一括して採決します。
お諮りします。
議案第20号から議案第22号までは、
総務委員長の報告どおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第20号から議案第22号までは、
総務委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第23号の討論に入ります。
田中サトエ君から反対討論の通告がありますので、議案第23号に対する反対討論の発言を許します。
6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ子君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 議案第23号 つくば市税条例の一部を改正する条例に反対する立場で討論をいたします。
この条例は、ふるさと創生基金にかかわる寄附金のことだと理解しますが、この予算は本来十二分に市民のために使うよう求められています。基金制度の種類をふやすことは、基金をつくることが目的化し、市民福祉の向上がおろそかになるおそれがあります。基金は財政調整基金でかなり対応できるものと考え、この条例に反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
2議員山本美和君。
〔2番 山本美和君登壇〕
◆2番(山本美和君) 議案第23号 つくば市税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。
今回の条例改正は、平成20年度地方税制の改正に伴う改正と聞いております。これにより、所得税の控除の対象となる寄附金のうち、地方自治体が条例により指定した学校法人や社会福祉法人等の公益的団体への寄附金について、所得税とあわせて住民税の寄附金控除を受けることができるというものでございます。
このことは、控除を大きくすることにより、寄附しやすくして、日本の寄附文化を一層促進し、地域における住民の福祉の増進に寄与することが期待されます。
今回はこのような内容の改正でございますので、賛成いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第23号 つくば市税条例の一部を改正する条例についてを、起立により採決します。
議案第23号は、
総務委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第23号は、
総務委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第24号から議案第27号までを、つくば市議会先例集第7章第1節176の規定により、一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第24号 つくば市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてから、議案第27号
つくば市立児童館条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により、一括して採決いたします。
お諮りします。
議案第24号から議案第27号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議がありますので、この採決は起立により行います。
議案第24号から議案第27号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第24号から議案第27号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第28号に対する討論に入ります。
五十嵐立青君から賛成討論の通告があります。
議案第28号に対する賛成討論の発言を許します。
7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 28号議案に賛成の立場から討論いたします。
市長は4年前、選挙で当選されてから、この給付金を財政再建のために一律支給のような形を改正して、節目、節目の支給ということを提案されました。その際、我々民主党の会派も賛成をいたしました。
今回は選挙により多数の皆様のお声を聞いて、それによって改めたというお話がありましたが、賛成する理由としては、今までは1億5,000万円ほどかかっていた金額が、今回の予算では6,852万円と、数字としても抑えられているということ、それから、地域振興券という形で配られる。これがどのような形で地域振興につながるかと、そのようなことを見きわめながら今後の推移を見守ると、会派代表質問でも今井代表が申し上げましたが、そのようなきちっと利用されることを、そして地域振興につながることを見きわめるということを申し添えまして賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって討論を終結します。
お諮りします。
議案第28号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第29号の討論に入ります。
2名から反対討論の通告がありますので、議案第29号に対する反対討論の発言を許します。
初めに、12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 議案第29号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。
介護報酬のアップ分を含め自然増を計算し、準備基金の6億5,000万円のうち、1億円を残し取り崩し対応しました。結果、不足分を保険料の値上げで対応したということです。保険料は約1億円の増となりました。
しかしこの間、介護保険は厳しい年金暮らしが反映をし、利用抑制が続き、準備基金が毎年累積されてきました。今回の値上げでさらに進むと考えます。市民の願いと反しています。全部取り崩してもまた準備基金はたまっていくことになります。値上げは、さらに高齢者や介護者の暮らしを追い詰めるものになります。よって、反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
24番議員須藤光明君。
〔24番 須藤光明君登壇〕
◆24番(須藤光明君) 賛成の立場から討論させていただきます。
議案第29号
介護保険条例の一部を改正する条例について、社会全体の高齢化、高齢者のみの世帯の増加により、高齢者福祉事業の中で介護の問題が重要な案件の一つになっているのは周知のとおりと思います。
平成12年にスタートした介護保険制度は、高齢者本人、それを支える家族にとっても大変ありがたい制度であることは間違いありません。介護施設に入所したり、通所サービスを気兼ねなく受けられるためにも、介護保険制度をすべての市民、国民が協力して維持していきたいものでございます。
つくば市では、今回の改正において、基金を大幅に取り崩し介護保険料基準額を抑えるとともに、低所得者に配慮した段階を設定した内容となっていることからも、ぜひご賛同くださるようお願いいたしまして、賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 反対の立場から討論いたします。
今の賛成討論にもありましたが、介護報酬等に回されるという部分、そのあたりは評価ができるのですが、特に今回特例が設けられた二つの部分ですね、低所得者層と中間段階の部分、その低所得者層に対する部分の減免の部分は、実行されているとはいえ、それはおよそ9割方の自治体で行われている、言ってみれば国の特例をなぞるような形の措置に、残念ながら過ぎないと思っております。私は、根本的には国の制度に問題があるとは思っていますが、ぜひとも自治体で独自の負担軽減策を、もう少し低所得者層に対しては行っていくことをする。それをしないと、逆に財政としても厳しくなっていくような、そのようなことを考え反対討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
これをもって、討論を終結します。
これより、議案第29号 つくば市
介護保険条例の一部を改正する条例についてを、起立により採決します。
議案第29号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第29号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第30号から議案第33号までを、つくば市議会先例集第7章第1節176の規定により、一括して討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第30号 つくば市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてから、議案第33号
つくば市立学校給食センター条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により、一括して採決します。
お諮りします。
議案第30号から議案第33号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第30号から議案第33号までは、文教福祉、都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第34号に対する討論に入ります。
五十嵐立青君から賛成討論の通告があります。
議案第34号 つくば市
体育施設条例の一部を改正する条例について、賛成討論の発言を許します。
7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場から討論いたします。
これは主にスポーツ関係者の念願のサッカー場建設であります。今までは市内の大会、市立大会といえども石岡市に行ったり古河市に行ったり、そういった苦労をサッカー関係者はしてきました。今回、市長もスポーツを通じた人間づくりといったことを主眼に置かれていますし、そのような政策がこれから進められることを節に望みます。
1点だけ少し気になりましたので、ここで追加をさせていただきますが、フットサルコートの利用料金であります。1時間1,000円、ナイターを入れても2,000円という金額です。およそ相場はこの近郊で言えば8,000円から1万円ほどの金額になっております。市民が利用する意味においては、安いというのは非常に有意義なことであります。しかし、ことしはコート管理は委託ですが、来年からは指定管理者になるとも聞いていますが、この金額の安さがゆえに、指定管理者にかかる費用がそれ以上に増加しては、やはり私としては税金の使われ方として必ずしも正しくないかもしれない、サッカーをする者としては、低額であることは非常に喜ばしいことではありますが、適正な負担というものがどこにあるのか、そういったことをこの1年間でもう一度見きわめながら、ぜひとも市民から愛されるサッカー場をつくっていただければと思います。
以上で賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって討論を終結します。
お諮りします。
議案第34号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第34号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第35号の討論に入ります。
田中サトエ君から反対討論の通告がありますので、議案第35号に対する反対討論の発言を許します。
6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 議案第35号
アイラブつくばまちづくり寄附基金条例に反対する立場で討論いたします。
定額給付金を対象とした寄附金については、財政調整基金で対応できるものと考え、反対いたします。
また、定額給付金の目的は、景気対策として位置づけられたものであり、基金としてため込むことは政府の方針に合致しないことになるのではないかと考え反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、2名から賛成討論の通告がありますので、賛成討論の発言を許します。
初めに、9番議員永井悦子君。
〔9番 永井悦子君登壇〕
◆9番(永井悦子君) 賛成の立場から討論いたします。
この寄附基金条例は、つくば市へ応援をしていただき、市の事業すべてを対象に関心を持っていただいて寄附を呼びかけるものです。よって、どの事業に寄附をするのかということは、寄附者にとって大切なポイントとなります。また、寄附者の意思を酌み取り、それに対して市が誠意ある対処をすることで応募が推進されるのではないかと思われます。
寄附者の意向を尊重するために事業の指定ができるようにすることと、寄附金が指定した事業に確実に使われていることを、だれもが、いつでも知ることができるよう、基金の処分状況の公開を保証することが大変重要です。
基金の充実と活用のために前述の2点を含んだ寄附の仕方を定める寄附条例の制定は、つくば市を応援していただく方々の意思を生かすために必要であり、早急に整備しなければならないと考え、今後の対応を強く要望し本議案に賛成するものです。
○議長(
鈴木富士雄君) 反対討論はありませんか。
賛成討論の発言を許します。
次に、7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場から討論いたします。
総務委員会でも附帯決議を出させていただきました。
今、永井議員の賛成討論にありました趣旨とほとんど同じであります。
議会が議決機関である意義を果たすためには、やはり条例をもってして財務会計上の行為もできる限りチェックすることを進めていく必要がある、そのような趣旨をもって寄附条例が将来的に総務委員会の皆様と議論しながらできることを望みまして賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって、討論を終結します。
これより、議案第35号
アイラブつくばまちづくり寄附基金条例について、起立により採決します。
議案第35号は、
総務委員長の報告どおり、可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第35号は、
総務委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第36号の討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結します。
これより、議案第36号 つくば市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について採決します。
お諮りします。
議案第36号は、文教福祉委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第36号は文教福祉委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第37号の討論に入ります。
田中サトエ君から反対討論の通告がありますので、議案第37号に対する反対討論の発言を許します。
6議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 議案第37号 つくば市
環境保全基金条例について、反対討論を行います。
先ほどの
アイラブつくばまちづくり寄附基金条例と同様に、この基金についても財政調整基金で対応できるものと考え反対いたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
11番議員大久保勝弘君。
〔11番 大久保勝弘君登壇〕
◆11番(大久保勝弘君) 議案第37号 つくば市
環境保全基金条例について賛成の立場で討論をいたします。
議案第37号は、つくば市
環境保全基金条例の制定に関する議案でございます。つくば市環境保全基金はグローバルな問題でもある二酸化炭素削減による地球温暖化防止や、循環型社会の構築に向けた環境配慮活動を積極的に推進し、次世代によりよい地球環境を引き継ぐために創設するもので、市内法人や個人からの寄附金を積み立てるものでございます。
また、基金の使途は、自主的に市内の環境保全活動に取り組むボランティアグループ、市民団体、NPO法人、区会、自治会等が行う環境保全事業や、環境教育事業、ごみ減量・リサイクル事業、清掃事業などの環境活動を積極的に支援するものであります。
これらのことから、環境保全基金は市民の環境に対する意識の向上を図る上でも重要な基金であると考え、環境保全条例についての賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって討論を終結します。
これより議案第37号 つくば市
環境保全基金条例について、起立により採決します。
議案第37号は
環境経済委員長の報告どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立多数。よって、議案第37号は
環境経済委員長の報告どおり可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第38号の討論に入ります。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより議案第38号 市道路線の認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。
議案第38号は、都市建設委員長の報告どおり、可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第38号は都市建設委員長の報告どおり、可決することに決定しました。
ここで暫時休憩します。
午後3時48分休憩
──────────────────────────
午後4時06分再開
○議長(
鈴木富士雄君) 休憩前に引き続き再開いたします。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、請願・陳情第16号 「無保険の子ども」に関する請願書の討論に入ります。
文教福祉委員長報告が不採択のため、討論は、請願・陳情第16号の原案に対して、最初に賛成の討論を行い、次に、反対の討論を行います。
田中サトエ君から賛成討論の通告がありますので、請願・陳情第16号に対する賛成討論を許します。
6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 請願・陳情第16号 「無保険の子ども」に関する請願書に賛成の討論を行います。
無保険の子供については、国は中学生以下について短期保険証を交付する法律をつくりました。この請願・陳情は18歳までを対象に、無保険の子供に保険証を交付するように求めているものです。
今、ほとんどの子供が高校に通う時代です。しかし経済情勢の悪化の中、授業料が払えない生徒がふえ、やむなく退学をせざるを得ない状況が出ております。その上、保険証が交付されない、お医者さんにかかれないとなると、まさに負のスパイラルです。未来ある子供から夢も希望も奪ってしまいます。
きょうは小学校の卒業式がありました。どの子も目をきらきら輝かせて将来の夢を語っておりました。私は改めて児童憲章を読んでまいりました。
その前文には、「われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるためにこの憲章を定める」とあります。そしてその1項目、「すべての児童は、心身ともに健やかに生まれ、育てられ、その生活を保証される」と書かれてあります。
裕福な家に生まれようと、貧しい家に生まれようと、どの子も平等に社会の担い手としてしっかり育ってもらいたい、こういう願いから、この高校生までの保険証の交付をすぐに実施していただくように求めて、この請願に賛成するものです。
○議長(
鈴木富士雄君) 反対討論はありませんか。
20番議員高野 進君。
〔20番 高野 進君登壇〕
◆20番(高野進君) 請願・陳情第16号について、反対の立場から討論をさせていただきます。
子供の保険証問題につきましては、国で法律改正が行われ、資格証世帯における中学生以下の子供には6カ月の保険証を交付することになり、つくば市も国の改正を踏まえ、対応する旨、説明がありました。
今回の請願は、子供の保険証に対する請願のように見えますが、資格証明書の発行そのものをつくば市独自の判断でやめることという要求であり、悪質な滞納者に限った措置として資格証の発行は必要と考えます。
以上をもちまして、請願・陳情第16号に対する反対討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これにて、討論を終結します。
これより、請願・陳情第16号を採決します。
請願・陳情第16号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節182の規定により、請願・陳情第16号の原案に対して、お諮りいたします。
なお、採決の方法は、起立により行います。
請願・陳情第16号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立少数。よって、請願・陳情第16号は不採択と決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、請願21第3号
介護型療養病床廃止中止を求める
意見書採択を求める請願の討論に入ります。
文教福祉委員長報告が不採択のため、討論は、請願21第3号の原案に対し、最初に賛成の討論を行います。次に反対の討論を行います。
五十嵐立青君から賛成討論の通告がありますので、請願21第3号に対する賛成討論を許します。
7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場から討論をいたします。
今回の制度変更には幾つかの問題点が上げられています。それをまず幾つかお話をしたいと思いますが、介護療養型老人保健施設へ転換した場合に、介護療養病床と比べて約1割以上の減収となる。職員の、当然ながら削減が必要になる。そして、設備、人員が脆弱なために症状の不安定な人は追い出さなければいけなくなります。結果として入所者へのサービスでは継続性のあるケアができなくなる。そのほか人員配置が薄くなるために、安易な経管栄養、チューブで栄養を送るだけのような、そのようなサービスしか提供できなくなる、そのような可能性が指摘されています。
認知症で徘回するような入所者に対しては、危険回避のために拘束せざるを得なくなったり、あるいは受け入れ拒否が起こる。そのようなことも懸念されています。
結果として何が起きているか、ベッド数は減らないと、33万床は減らないというのが厚生労働省の主張であります。転換するからベッド数は減らない。今、結果として何が起きているかというと、例えば茨城県では1件も転換された施設がないわけです。転換してベッド数が合計で一緒になるから大丈夫ですよというのが厚生労働省の説明ですが、実際施設を運営する側からすれば、とてもじゃないけれども、転換はできない。結果としてベッド数は減る一方ということになっていきます。
この問題は、熱心に介護保険問題、介護医療問題に取り組まれている自民党の飯島夕雁衆議院議員がこんなことをおっしゃっていました。「2011年度末まで介護療養型病床は存続する、機能は必要だという議論をしている今真っ最中です、自治体からも必要なものは必要だと声を上げてほしい」そんな言葉がありました。
そこで私は自治体から必要だという声を上げているわけです。
我々議会は、やはり厚生労働省の説明を鵜呑みにするわけにはいかないと思っています。これまでの多くの施策を見て、果たして厚生労働省の言ったことが正しい方向に向かったのか、言ったとおりの方向に向かったのか、非常に疑義を感じざるを得ません。今回の請願は、現場の医療関係者、福祉関係者の方から起こってきた声であります。現場の声を聞く市議会、その声をさらに国に届けていく、そのような判断を皆様に心からお願いをしまして、賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) 反対討論はありませんか。
1番議員塚本洋二君。
〔1番 塚本洋二君登壇〕
◆1番(塚本洋二君) 請願21第3号
介護型療養病床廃止中止を求める
意見書採択を求める請願について、反対の立場から討論をさせていただきます。
介護療養病床は平成23年度末で介護保険廃止が予定されていますが、単なる廃止ではなく、介護保険施設等へ転換を図ることになります。したがいまして、療養病床から転換した介護保険施設等と医療療養病床の全数で現在の療養病床の受け入れ数を確保するものでありますので、全体としてはベッド数が減るものではありません。今回の再編成は、療養病床を介護保険施設等へ転換をすることになっていますので、介護難民等が生じることはないと考えます。
また、利用者の状態に即した医療や介護サービスなどが切れ目なく提供できるよう、茨城県及び医療機関や介護サービス事業者などと連携を図りながら、適切なサービスが提供できるよう体制の確保に努めることをお願いいたしまして、請願21第3号に対する反対討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これにて、討論を終結します。
これより、請願21第3号を採決します。
請願21第3号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節182の規定により、請願21第3号の原案に対して、お諮りいたします。
なお、採決の方法は、起立により行います。
請願21第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 少 数〕
○議長(
鈴木富士雄君) 起立少数。よって、請願21第3号は不採択と決定しました。
────────────────────────────────────
△報告第3号
専決処分事項の報告について(専決処分第3号)
△報告第4号
専決処分事項の報告について(専決処分第4号)
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第3、報告第3号
専決処分事項の報告について(専決処分第3号)、報告第4号
専決処分事項の報告について(専決処分第4号)、市長より報告を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 今定例会に提出いたしました報告2件について、ご説明を申し上げます。
報告第3号及び報告第4号
専決処分事項の報告については、道路管理及び道路管理上の瑕疵による事故の和解で、
地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたものであります。
以上、ご報告申し上げます。
────────────────────────────────────
△議案第39号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第4、議案第39号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第8号)を議題とします。
提案者より、提案理由の説明を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 議案第39号 平成20年度つくば市
一般会計補正予算(第8号)については、歳入歳出予算の総額に33億1,976万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を677億2,225万6,000円とし、繰越明許費の追加を2件行うものであります。
今回の補正予算については、歳出では、総務費において、定額給付金の給付に係る経費31億9,584万4,000円を、民生費においては、子育て応援特別手当の支給に係る経費1億2,392万円を計上しております。
歳入においては、これらに伴う国庫支出金を計上するとともに、支給事務が本年度に終了しないため繰越明許費を設定するものであります。
以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、お手元の議案書等によりご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
鈴木富士雄君) これより質疑に入ります。
議案が事前に配付されておりませんので、通告制ではありません。
順次質疑発言を許します。
9番議員永井悦子君。
〔9番 永井悦子君登壇〕
◆9番(永井悦子君) 子育て支援の特別手当で支給されることになっておりますが、この内容の概要と、そして対象者、手続の仕方などについてお答え願います。
○議長(
鈴木富士雄君) 田川
保健福祉部長。
〔
保健福祉部長 田川啓次君登壇〕
◎
保健福祉部長(田川啓次君) 子育て応援特別手当についてお答え申し上げます。
子育て応援特別手当は、厳しい経済情勢のもとで多子世帯の子育ての負担に配慮する観点から、平成20年度の緊急措置としまして幼児教育期、小学校就学前3年間の子育てを支援するものでございまして、定額給付金と同時期に支給するものでございます。
対象者は平成14年4月2日生まれから平成17年4月1日生まれの第2子以降の児童で、1人当たり3万6,000円を支給するものでございます。
それと、手続でございますが、3月の23日に該当対象者に申請書類を郵送いたしまして、1回目は4月下旬から5月上旬に振り込む予定で現在作業を進めているところでございます。
○議長(
鈴木富士雄君) 9番議員永井悦子君。
◆9番(永井悦子君) 計算すればわかるのでしょうけれども、全体で何名。
○議長(
鈴木富士雄君) 田川
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(田川啓次君) 失礼いたしました。対象者は約3,300人おります。
○議長(
鈴木富士雄君) 6番議員田中サトエ君。
〔6番 田中サトエ君登壇〕
◆6番(田中サトエ君) 同じく、今の子育て応援特別手当支給事業についてですが、この平成14年から平成17年に生まれた子供すべてに支給されますか、お伺いします。
○議長(
鈴木富士雄君) 田川
保健福祉部長。
〔
保健福祉部長 田川啓次君登壇〕
◎
保健福祉部長(田川啓次君) お答えいたします。
所得制限等は特に設けておりませんので、該当者すべてに支給いたします。
◆6番(田中サトエ君) 長男、長女ももらえますか。
◎
保健福祉部長(田川啓次君) 失礼しました。これは対象者は第2子以降の児童でございます。
○議長(
鈴木富士雄君) これにて質疑を終結します。
これより討論、採決に入るわけですが、ここでお諮りします。
本件については、所管常任委員会付託を省略し、即決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は、所管常任委員会付託を省略し、即決することに決定しました。
これより討論に入ります。
順次討論発言を許します。
賛成討論はありませんか。
12番議員橋本佳子君。
〔12番 橋本佳子君登壇〕
◆12番(橋本佳子君) 賛成の立場で討論したいと思います。
この定額給付金についてですが、これは3年後の消費税増税とセットになっているということや、2兆円の財源があれば雇用や社会保障に使うべきだという声もありました。どの世論調査でも定額給付金反対が7割、8割に上っているということもありました。
全国市長会でも地方自治体で自由に使えるようにしてほしい、こういった批判的な意見も出されました。しかし、第2次補正予算案が既に可決をしまして、国から市町村に交付金が支給されるということになりました。これに際しては受け取る、受け取らないというものは個人の自由でもありますし、支給してほしいという国民がいるという状況も含めて、これについては賛成をしたいと思います。
子育て応援特別支給事業についても、第2子以降ということで、若干の不公平な面を持った制度でございますが、定額給付金と同様の考えを持って賛成をしたいと思います。
○議長(
鈴木富士雄君) 反対討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 賛成討論はありませんか。
7番議員五十嵐立青君。
〔7番 五十嵐立青君登壇〕
◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場で討論をいたします。
私の定額給付金に対する考え方は、12月議会でるるお話をさせていただきました。
そもそも、いわゆる10/10事業といわれる地方の裁量が全くないこの事業に対して、果たして地方自治体がどのような
地方自治法上の規定をもって支給をするのか、そのようなお話もさせていただきました。そして、それでもやるのであれば、やはり寄附を求めるべきだと、ぜひとも積極的な寄附を求めていただきたい、そんな話をしました。
今でも定額給付金に反対であるという考え方は一切変わっておりません。これだけの金額があれば、さまざまなサービスにお金が使える。そのように思っていますが、しかし、国会で可決されてしまったものを、そして予算が入ってくるものを議会で否決することによって返してしまうということは、やはり戦略的に見て正しくない、そのように考えておりまして、今回はこの議案に対しては賛成をいたします。
私自身は寄附行為が禁じられていますので、寄附はできません。しかし、この定額給付金は受け取って障害者授産施設がつくっているつくばの農産物を買いたいと思っています。妻に聞いてみたところ、つくば市に寄附すると言っておりました。ぜひとも有効に、必要なところに使っていただきたい。そのようなことを最後に要望しまして、私の賛成討論といたします。
○議長(
鈴木富士雄君) これをもって討論を終結します。
これより議案第39号を採決します。
議案第39号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は、原案のとおり可決することに決定しました。
────────────────────────────────────
△議案第40号 つくば市
等公平委員会委員の選任について
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第5、議案第40号 つくば市
等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案者より、提案理由の説明を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 議案第40号 つくば市
等公平委員会委員の選任については、委員3名のうち山崎眞一氏がことし4月21日をもって任期満了になりますが、同氏を再任することについて、地方公務員法第9条の2第2項の規定により同意を求めるものであります。
ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
鈴木富士雄君) これより、採決に入りますが、人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節107の規定により、質疑及び討論を省略します。今後の人事案件については、このようにします。
これより議案第40号を採決します。
お諮りします。
議案第40号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第40号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
△議案第41号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
△議案第42号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第6、議案第41号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第42号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任について、
つくば市議会会議規則第36条の規定により、一括して議題とします。
提案者より、提案理由の説明を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 議案第41号及び議案第42号 つくば市
固定資産評価審査委員会委員の選任については、委員12名のうち、牧内京子氏、東郷良雄氏の2名の方が今年4月21日をもって任期満了になることから、両名を再任することについて、
地方自治法第423条第3項の規定により同意を求めるものであります。
ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
鈴木富士雄君) なお、採決は議案ごとに行います。
初めに、議案第41号を採決します。
議案第41号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第42号を採決します。
議案第42号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
△議案第43号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
△議案第44号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
△議案第45号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
△議案第46号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
△議案第47号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
△議案第48号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命について
○議長(
鈴木富士雄君) 日程第7、議案第43号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命についてから、議案第48号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命についてまでを、
つくば市議会会議規則第36条の規定により一括議題とします。
提案者より、提案理由の説明を求めます。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 議案第43号から議案第48号 つくば市
政治倫理審査会委員の任命については、委員6名全員の方が、今年3月31日をもって任期満了になることに伴い、風間幹夫氏、伊藤隆一氏、友利幸雄氏、宮本孝男氏、大塚知江氏を再任し、久松道夫氏を新たに任命することについて、つくば市政治倫理審査会条例第3条第2項の規定により同意を求めるものであります。
ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
鈴木富士雄君) なお、採決については議案ごとに行います。
初めに、議案第43号を採決します。
議案第43号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第43号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第44号を採決します。
議案第44号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第44号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第45号を採決します。
議案第45号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) ご異議なしと認めます。よって、議案第45号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第46号を採決します。
議案第46号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第46号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第47号を採決します。
議案第47号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第47号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
○議長(
鈴木富士雄君) 次に、議案第48号を採決します。
議案第48号に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
鈴木富士雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第48号は、原案のとおり同意することに決定しました。
────────────────────────────────────
△閉会の宣告
○議長(
鈴木富士雄君) 以上で、
今期定例会に付議されました議案は全部議了されました。よって、これにて平成21年3月定例会を閉会します。
ここで、市長からあいさつの申し出があります。
市原市長。
〔市長 市原健一君登壇〕
◎市長(市原健一君) 平成21年3月つくば市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
2月27日に開会いたしました今定例会は、会期が21日間という長きにわたりましたが、平成21年度各会計予算を初め、各種条例の一部改正や各種基金条例の制定、そして各種人事案件など、多くの重要案件につきまして慎重にご審議をいただき、議決を賜りまして、本日閉会の運びとなりました。心からお礼を申し上げます。
成立を見ました予算等の執行運営に当たりましては、市勢の一層の発展と市民生活の向上のため、万全を期してまいりたいと考えております。今後とも、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。
今定例会の冒頭の施政方針の中でも申し上げましたが、現在、世界的な不況、地球温暖化問題、そして少子高齢化問題など、今まさに社会の環境や価値観が大きく変わろうとしております。このようなときこそ、社会的課題に果敢に挑戦し、市民の暮らしの基盤を固めていくことが重要であると考えております。
そのためにも、平成21年度は少子高齢化対策、安全・安心対策、環境温暖化対策、そして日本一の教育都市への取り組み、また、自立都市への取り組み、これらを重要な取り組みの目標として、これからのつくばのまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。
こうしたまちづくりを広く市民の皆様と協働で取り組んでいくための手法として、アイラブつくばキャンペーンを展開していきたいと考えております。また、その受け皿として、今定例会で議決を賜りましたアイラブつくばまちづくり寄附基金などを活用していきたいと考えております。
市民の皆様とともにまちづくりを進めていく上でも、市の実情や地域の実情を市民と行政とがお互いに承知していくことが重要であり、そうしたことから、つくば市政地区別懇談会を実施することとした次第であります。
地域の課題、現庁舎の利活用や市立病院の今後のあり方などにつきましても、地区別懇談会などの機会を通して、市民の皆様に説明を続けるとともに、皆様からのご意見を拝聴してまいりたいと考えております。
あわせて、市民アンケートなどで、いわゆるサイレントマジョリティーの意志の把握にも努め、市民の皆様へのサービスの向上を目指していきたいと考えております。そして、環境や景観に優れ、だれもが安心して安全に暮らせるつくばの未来を築くため、議員の皆様方と一緒にこれからのつくばのまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
結びに、議員の皆様、市民の皆様から賜りましたご支援、ご協力に心から感謝を申し上げますとともに、新年度がつくば市や皆様方にとりまして実りの多い年になりますよう、心からご祈念を申し上げまして閉会のあいさつとさせていただきたいと思います。
○議長(
鈴木富士雄君) ここで、次期定例会の開催予定について申し上げます。
執行部との協議により、平成21年6月定例会は、平成21年6月1日月曜日に開会する予定となっておりますので、ご承知方よろしくお願いします。
ただいまから議会全員協議会を開催しますので、よろしくお願いします。
午後4時36分閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する
平成21年3月19日
つくば市議会議長 鈴 木 富士雄
つくば市議会議員 瀬 戸 裕美子
つくば市議会議員 大久保 勝 弘
つくば市議会議員 橋 本 佳 子...